キス?それともお辞儀?

皆さんもご存知のように、日本では挨拶する時、頭をすこし前方へ倒してお辞儀をします。上司や年上の方に挨拶する場合は、尊敬の意を表するために普段よりすこし深めに礼をします。これが、私の日本又はドイツにいる日本人へ対する挨拶の仕方です。

握手は日本人の間でもあまり見かけません。挨拶をする際に握手をするといった習慣事態が日本にはないからです。しかし、商談などが決定した時などに握手をするシーンが見受けられたりはします。日本人以外の人が交渉に関わっていると

今でも鮮明に覚えているのが、初めてヨーロッパ風な挨拶をした時です。男性の友人に抱きつかれ、頬にキスをされた時はすこし戸惑いました。(私の経験では、軽くお互い頬に触れ合う程度に接する挨拶と直接頬に軽いキスをする挨拶の二つがあります。) とくに、相手の頬に軽くキスをする挨拶にはいつもびっくりしていました。幼少の頃の話しはさておき、そんなに近いスキンシップをしたことが大人になってから彼氏以外になかったからです。きっと顔が赤くなったのにちがいありません。でもそれと同時に、何かとても温かいものを感じたのも印象的でした。

こんな挨拶の仕方が当たり前だよとおっしゃる方、一度こんなスキンシップが普通でない日本人の立場になって想像してみてください。正直に言いますと、特に男性の友達とこういった形の挨拶をする時はほんとうに緊張しました。

でも、このドイツでの挨拶のスタイルを私は結構気に入っています。挨拶をする相手をどの程度知っているかにもよりますけど。友達に会ったときや別れ際には、抱きしめ合って軽く頬を触れます。あまり親しくない人や知り合いと挨拶する時は、握手で済ませます。基本的には、こういった触れ合いを通じた挨拶の仕方は直接相手に自分の気持ちを伝えることができていいと私は思います。

私の母はこのヨーロッパ風な挨拶が好きです、というのも私が休暇をしに日本へ帰るといつも喜んで抱きついてくるからです。おそらくスキンシップが抵抗なくできるタイプだと思います。お互い恥ずかしい気持ちがあるのか、私は父とはなぜか抱きついたりはしません。そのかわりに握手はします。(父親と握手をするというのも変ですが、母親とそんな挨拶をして、父親には何もしないというのもなんだか不公平な感じがするので) また、私の兄弟とは、ただいまと言いながら背中をたたく程度のものです。

最後に、日本人はスキンシップが嫌いなのではなく、このヨーロッパ風な挨拶の仕方にただ慣れていないだけなのです。

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