日本の英語教育は変わりつつある!?

私が初めて(英語を母国語とする)英語教師と出会ったのは中学生の時です、それと同時にそのときが私の英語デビューでもありました。英語は、私の一番好きな科目(今でもそうですが)で、なぜかいつも魅了されるものを感じていたことを今も鮮明に覚えています。まともに英語を話せるわけでもないのに、休み時間になるとその先生の所へ行き、片言で話しかけたりしました。名前を忘れてしまいましたが、その先生がオーストラリアで日本語を習ったということと、彼氏が恋しいということを言っていたのが分かり、大変嬉しかったというのが記憶に残っています。その先生は、JETプログラムというプログラムで日本へやってきました。

JETプログラムは、日本政府主催の国際交流事業です。その目的は、日本と諸外国の人々の相互理解を深めるため、外国語教育を推進し、日本の地域国際化推進することです。この制度のおかげで、日本にいたのにもかかわらず、今までたくさんの外国人とめぐり合うことができ、いい友達も出来ました。このプログラムの他にも、英会話教室などで教える外国人教師も日本にはたくさんいます。

JETプログラム自体は、生徒が日本にいながら異文化と触れ合うことが出来たり、英語の会話力を高めることができるいい機会だと思います。その反面、私の経験から言いますと、私の英語力を伸ばすのにあまり役に立たなかったのではないかと思います。週1回程度の授業だと、なかなか集中的な勉強はできません。会話をするのに必要な発音のレッスンは、私の覚えている限りでは1回程度でした。

1980年代から議論のテーマだった児童英語教育が、今変わろうとしています。この教育改革は、小学校5,6年生を対象にしたもので、週1時間の英語授業が必須になります。問題は、クラスの担任教師すべてが児童の英語教育ができないことです。おそらく、JETプログラムで日本へきた英語の先生たちにその授業を任せればいいと思われるかもしれませんが、JETプログラムの人たちは、日本の公立学校で英語授業のアシスタントをするという任務で来ており、先生の資格はありません(まず、ほとんどの人が教育免許をもっていないでしょう)。その上、契約上、最大でも5年間という滞在期間の制限があります。このため、日本人で英語が出来る人、または子供に英語を教えた経験がある人を中心に、児童英語教育に携わっていただこうという案が出てきました。インターネットでも、そんな人たちを応援するサイトが多々見られます。私は、こんな児童英語教育の新しい試みをどんどん応援すべきだと思っています。

[English]

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2 thoughts on “日本の英語教育は変わりつつある!?”

  1. Naokoさん、

    英語版にもコメントを残したが、日本語版にもコメントを残すべきかなっと思ってこちらにも書いておきます。 

    日本の大学に勤めていて、6-8年間の英語暦を持っている学生が普通であるが、導入されている英語教育改革は特に学生の英語暦を伸ばしているだけで、教育方法をあまり変えないと思われがちです (特に英語圏の先生にはこの考え方が普通です)。

    JETのALTについて少し述べましたが、そのプログラムも改革すべきですか? または、英語の評価を改革すべきですか? どうか、Naokoさんの意見をお聞きしたいので、教えてください。

    ライアン・レイマン  

  2. ライアンさん、

    はじめまして。
    この度は、コメントを頂きありがとうございました。

    日本の英語教育改革についての私の意見は、ライアンさんとはちがってポジティブです。なぜかというと、記事の中でも述べましたように、公立学校の英語指導の教師をあらたに外部から導入して英語教育に力強く取り込もうとしているからです。外部からの英語教育陣は、海外留学経験者などどさまざまなようですが、たいていが英語を使った(実際に話した)ことがある人たちです。これはあくまで、授業内容が会話中心としたものと仮定した場合ですが、
    こういった人たちの英語指導があれば、日本人はもっと英語を話すことができるのではないかと考えられます。

    私は、中学も高校も公立だったので、日本英語教育の弱点を身をもって体験した一人です。
    どちらの英語教師も英語の発音が下手で、会話の練習などこまかい指導はありませんでした。
    そのおかげで、初めてアメリカへ行った時は人に伝わる英語がまともに話せず大変困りました。
    単語をたくさん知っていたのにもかかわらず、話したり聞いたりする英語力を養っていなかったため、いろいろな場面で苦労しました。

    このことから、日本の英語教育の重点を今までの読み書きから話し、聞くという点に移していく必要性があると強く思います。また、今回の英語教育改革の趣旨がここにあると思ったので、私はこの改革を応援するという立場をとりました。

    最後にJETのALTについて少し述べます。
    最近の英語教育事情にあまり精通していないので、間違っているかもしれませんが、ALTの先生達に英語授業のアシスタントをしてもらうだけでなく、ネイティブスピーカーの意見を授業に反映させていくように努力すると、英語教育を少しでも変える力になっていくのではないのではないでしょうか。

    Naoko

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