日本語を救え!-パート1日本語の世界での位置と外来語の日本語への影響-

世界中に存在する言語の中で日本語の話者数は10位に位置し、海外の日本語学習者数も2006年の統計調査によると、約3百万にいたると言われています。学習者数第1位は韓国で約91万人に達し、世界の日本語学習者の約3割(30.6%)を占めます。第2位は中国で約68万人(23.0%)、第3位はオーストラ リアで約37万人(12.3%)です。この3カ国で世界の学習者全体の約3分の2を占めています。さらに学習者数の数は年々増加を遂げています。

言語とは、それを母語とする民族や集団の思想や文化の担い手であり、各言語の持つ価値観や思考方法が、それぞれの文化の多様性を生みます。さて英語は、世界言語と位置づいてはいますが、この一言語でもって世界各国の文化の多様性を反映するのは可能であるといえるでしょうか。答えはノーです。また、さまざまな世界で存在する言語は、今もこれからの世界でもなくてはならない必要な文化継承者なのです。多言語を使える人の増加はさまざまな国の考え方や価値観がさらに理解されていくことを示すのではないでしょうか。

このように日本語学習者が増えているということはほほえましいことではありますが、その反面、近年ますます日本語における英語からくる外来語の使用が目立ってき、外国語(カタカナ言葉)増加が問題視されるようになりました。

この問題を詳しく取り上げる前に、外来語、つまりカタカナ言葉について少し説明をしようと思います。外来語は以下のように3区分に分類することが出来ます。まず、それまで日本になかった事物をあらわすために用いられたもの (ラジオやキムチ)、そして専門用語として取り入れられたもの(オゾンやインフレーション)、最後に、その語に伴うイメージを活用するためにもちいられたものです。(職業主婦をキャリアウーマンと言い換えて新しいイメージを作る)。

[English]

You might also like: