日本語を救え!-パート2カタカナ言葉の問題とその対応策-

日本語の中に外来語(カタカナ言葉)が増えた最大の原因は、諸分野における国際化の進展による外国との間の人や物の交流の増大にあります。
最近では、そのカタカナ言葉の増大が日本語へ悪影響を及ぼすと懸念されていますが、さてどんなものが考えられでしょうか。ここでは、現時点で考えられる4つの問題点を挙げようと思います。
– カタカナ言葉に馴染みがあまりない高齢者の方が外来語の理解が困難で、必要な情報が伝わらない可能性
– 外来語を普通に使っている世代とカタカナ言葉と疎遠になりがちな高齢者の人たちとの世代間でコミュニケーションの障害が生じる 可能性
– カタカナ言葉は漢字と違い、読むだけで意味を推測できず、言葉の概念がつかみにくい点
– さらなる和製英語の流行は、日本人の英語学習の妨げになるという点

その対策として、公官庁・報道機関は、個々の語の難度・周知度によって取り扱いの区分をもうけて対応しようとしています。例えば、国民間に定着している語はそのまま使用します。いくつかの例を挙げますと、ストレス、ボランティア、スポーツなどがこの分類に当てはまります。次に、定着が十分でない語は言い換えて使用するようにする、(イノベーション→革新、ポテンシャル→潜在的な力)、そして定着が不十分、さらに言い換えが不可能な言葉はカタカナ表記に注釈を付けて説明するようにするとしています。(アイデンティテー、アプリケーション)

このように外来語の使用について区分をつくり、それにある程度従っていけば、もちろんこの区分もある一定の時期をおいて見直される必要が出てくるとは思いますが、外来語の日本語へ影響を少しでも防ぐことができるのではないかと思います。

[English]

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