漢字は難しい。外国人の分析。

日本語では、3種類の文字(体系)を使用しています。それらは、英語のアルファベットに当たる表音文字としての”ひらがな”と”カタカナ”、また、中国を起源とする表語文字である漢字の3種類です。それらを合わせれば、2,037の文字が使われているのですが、英語のアルファベットに当たる表音文字、”ひらがな”と”カタカナ”は、それぞれ46(48)文字ずつあります。基本的には、”ひらがな”と”カタカナ”で、すべての言葉を表現できますが、より分かりやすく表現するために、漢字も使うというわけです。
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皆さんは、漢字も合わせた文字の多さに驚かれるでしょう。私にとっても、漢字は、とても厄介です。皆さんは、私のことを、基本的に日本人ではないと考えてくださいね。ということで、ここでは、漢字に対する私の気持ちと、外国人には分かりにくい日本語のシステムを説明します。それが、どれほど難しいものか。そのことを分かってもらえればハッピーです。とはいっても、これは、私の個人的な意見ですけれどね。

まず、それぞれに46(48)文字ずつある、”ひらがな”と”カタカナ”ですが、英語のアルファベットと同様に、一つの文字には一つの音(発音)があります(表音文字)。基本的に日本語は全て”ひらがな”と”カタカナ”だけで書けますが、このことについては、後で触れます。”ひらがな”と”カタカナ”は、まったく同じ表音(発音)ですが、英語などの外来語を表記するために使われるのがカタカナです。ということで、カタカナは、後から作られた文字なのです。

でも、ひらがなとカタカナは子供のためのものなんですよ。ということで、ここから漢字のシステムを説明します。

外国人は、ひらがなとカタカナは、合わせて100文字以上あるという説明を聞いたら、びっくりするはずです。“そんなに記憶するのは大変ね~!?”なんて言うかもしれません。そんな外国人の方々に、漢字は1,945文字あるんですよ・・なんて説明したら、ショック死するかもしれませんよね。

一つの漢字には、訓読みや音読みなど、いくつもの読み方があります。でも外国人は、面白いことに、このことをうまく理解できません。たしかに、一つの漢字(文字)に特有の意味があることや、名詞として用いられることがあるのは良く分かってもらえますが、もし別の、一つか二つの漢字と組み合わせた場合、その発音(読み方)や意味が、まったく変わってしまうことについては、よく理解してもらえません。

もちろん英語のアルファベットにも筆順はありますが、漢字の場合、その筆順は、特に大事です。もし私が、正しくない筆順で日本語を書くと、不文な気持ちに襲われます。このことも、外国人にとっては不思議な感覚でしょうね。英語の場合は、筆順が正しくなくても、周りは、それが彼のスタイルだと考えるでしょ!?

ということで、ここまでの説明を外国人に対してすると、たぶん彼(彼女)は、こんなことを思うんじゃないでしょうか!? “漢字を勉強することは、走っている馬の上でケーキを作るくらい難しいんじゃないの?”。
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もし外国人が、一つの漢字(文字)を他の文字と組み合わせたら、まったく違う発音と意味になってしまうということを聞いたら、彼らは、こんな質問をしてくるに違いありません。“え〜〜っ!? そんな日本語を、どうやって日本人は、読んで理解できるようになるんだい?”

例えば四字熟語ですが、それには「70,000以上」の組み合わせがあります。もちろん全ての日本人が、全ての意味を理解しているわけじゃありません。それでも、一つひとつの漢字の意味は知っています。だから、知らない四字熟語でも、大体は、その意味が分かる(推測できる)ということなんです。

ところで日本人の名前ですが、それはほとんど漢字で書かれます(表記されます)。ということは、それにも、一つひとつの文字や名前全体にも意味があるということです。それは、素敵なことじゃありませんか。でも外国人は、日本語と外国語の構造が違うことで、普通は、そのことを知らないのです。

でも私は、漢字を、そんなに多く知りません。だから、新聞の記事を読んだとき、 “今日、___は___で____になりました。”程度にしか理解できないことも多いのです。普通の日本人が、毎日11,000以上の漢字を使っていることを考えるたびに、いつも驚き、畏敬の念をもつだけじゃなく、彼らに憧れるときもあるのですよ。そして思うのです。日本の教育システムは素晴らしい・・って。

[English]

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